こんにちわ。天と華ブログです。
今回は、NICUに入院中の次女が染色体異常の病気の他にまた新たな病気が発覚した時のことをお話します。染色体異常の病気のことについては別の記事に詳しく書いてありますのでこちらの記事を
ご覧ください。▽▽▽
出産直後NICUにて3か月入院。検査の日々でようやく分かった病名とは…
今回の内容をお伝えする前に簡単に自己紹介させてください。
天と華ブログ:26歳3児の母で、現在シングルマザーです。
長女、次女、長男の3姉弟です。そして保育士でもあります!
仕事でも家でも保育園状態でパワフル母ちゃんやってます(笑)
早速ですが、みなさんは「膀胱尿管逆流症」という病気を知っていますか?
この病気は、腎臓(左右二つある)から尿管(腎臓と膀胱をつなぐパイプ)、そして膀胱へと流れていく尿が、おしっこをするときに膀胱から尿管、腎臓へと逆戻りする現象です。
次女は、産まれたその日にNICUに救急搬送され、1か月以上かけて数々の検査を行ったところ染色体異常の病気が発覚しました。1か月半くらい経ったところで退院の目処もたち「よし!やっと一緒に帰れる!」と思った矢先に、ある日面会に行くと保育器の中に入れられている次女。高熱が出たらしく、その時の主治医の話では「ミルクを飲んでいる最中にむせてしまって肺炎を起こしたんだろう。」と言われました。次女は、染色体異常の病気で筋力の低下により哺乳力も弱かったので、ミルクを飲むときは毎回30cc以下を自力で頑張って飲み、残りは経管栄養でした。そんな少しの量でも次女はミルクを飲むのが下手くそだったので、誤嚥につながったんだろうなと思いました。
しかし、熱も下がり保育器から出て薬もやめたところで、次の日面会に行くとまた保育器に戻っていたんです。「またお熱が出ました。」と…。「朝、採血と尿検査をしたので結果待ちの状況です。」と言われました。
保育器に入ると抱っこもできないし小窓から手を入れて次女の手を握りながらただただ眺めることしかできないので「早く原因分かってよー!」と悲しくなりました。
そして検査の結果で分かったのが、膀胱尿管逆流症でした。尿が腎臓に逆戻りするとバイ菌が溜まり炎症を起こして高熱が出ていたのです。この病気には1~5までステージがあり、軽症の場合は抗生剤の薬で自然に治る事もあるみたいですが、次女の場合はステージ5の重症だったので、手術をしましょうという事になりました。ただ、全身麻酔をしてお腹を切る手術なのでまだ当時の小ささでは手術は不可能だった為生後半年になってから手術をすることになりました。
新たな病気が分かり、熱が出ないよう抗生剤を毎日飲むことでようやく退院が決まりました。たった3か月と思う方も多いと思いますが私にとってはすごく長い3か月でした。残念ながら、次女の新生児時期から3か月になるまでの間を私の手で育てることができませんでしたが、その3か月を取り戻す勢いで退院してからは家族、身内みんなで次女にたっぷりの愛情を注ぎました。今でもそれは変わらず毎日、「〇〇(名前)、大好きだよ~」と抱きしめています♡もちろん長女にも長男にも。
出産後すぐにNICUに入院になり、3か月の長期入院を終えて次女と一緒に家に帰った時は幸せすぎて、家族みんなで過ごせるという事がどれだけ嬉しいことか身に沁みました。私にとってかけがえのない宝物たちが、毎日元気に笑顔で今を過ごしていてくれていることが何よりも幸せです。